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水仙の種類

ラッパズイセン

1花茎に1花がつき,ラッパ(副花冠)の長さが花弁より長いか同長のものをラッパズイセンといいます。

小杯スイセン

副花冠が花弁の1/3以下のものを小杯<しょうはい>スイセンといいます。

大杯スイセン

副花冠が花弁の1/3以上のものを大杯<たいはい>スイセンといいます。

八重咲きスイセン

大杯スイセンの中でも八重咲きのものを八重咲きスイセンといいます。
写真は朱赤のアクセントが印象的な「タヒチ」です。(以前咲いていました)

口紅スイセン

副花冠が紅色のものを口紅スイセンといいます。
こちらも以前咲いていた「ピンクチャーム」です。
もしかして大杯スイセンに属するかも・・・自信はありません。

房咲きスイセン

ニホンズイセンを代表とする1本の茎に複数の花が咲くものを房咲きスイセンといいます。

ミニ丈タイプ テータ・テート

ミニ丈タイプのテータ・テートはその他に分類されます。
分けかたは英国立園芸協会の分類としたものを参考にしました。



種まきの知恵5 好光性と嫌光性

多くの植物のタネは光に関係なく発芽しますが,発芽するときに光が影響するものもあります。
光によって発芽が促進されるタネを好光性種子(または明発芽種子),光によって発芽が抑制されるタネを嫌光性種子(または暗発芽種子)と呼びます。
好光性種子は,光が当たっていないとうまく発芽することができません。
根が光とは反対の方向にある地中に入っていこうとするからです。
このため好光性種子をまくときには,覆土はしないか,タネが隠れるか隠れないかぐらいのごく薄い覆土とします。
好光性種子には微細なタネが多く,発芽した子葉から種皮がうまく外れないことがあります。
発芽までタネを乾燥させないためにも,好光性種子であっても,バーミキュライトなどでごく薄く覆土したほうがよいでしょう。
 *好光性種子*
アゲラタム,インパチェンス,キンギョソウ,コリウス,シネラリア,セイヨウオダマキ,デージー,プリムラ類,ベゴニア・センパフローレンス,ペチュニア,マトリカリア,ユーストマなど

嫌光性種子は,光が当たっていると,うまく発芽することができません。
タネをまいたあと,タネが隠れるように確実に覆土をします。
 *嫌光性種子*
オジギソウ,デルフィニューム,ナスタチューム,ニゲラ,ニチニチソウ,ハゲイトウ,ハナビシソウ,マツバボタン,ラークスパー,ルピナス,ワスレナグサなど

*参考文献*
タネまきから楽しい一年草・二年草
タネまきから楽しい一年草・二年草
NHK出版

種まきの知恵4 いろいろな種

◇硬実種子<こうじつしゅし>
アサガオ,スイートピー,ヨルガオ,ルピナスなどの種は,種皮が硬く,普通にまいただけではうまく吸水することができません。
したがって,発芽しなかったり,発芽の揃いが悪くなることがあります。
こうしたタネは,事前に種皮に傷をつけたり,タネをぬるま湯に一晩つけてからまくようにします。

◇綿毛に包まれたタネ
ワタやセンニチコウなどのタネは,表面が綿毛で覆われているので,うまく吸水することができません。
このため,湿らせた砂などと混ぜ,手のひらでこすり合わせるようにして綿毛を取り除いてからまくようにします。

◇発芽抑制物質を含むタネ
バーベナなどの種皮には,発芽抑制物質が含まれています。
このままでは発芽しないので,一晩水の中につけ,発芽抑制物質を洗い流してからまくようにします。

◇ペレット種子
植物にはタネが非常に細かいものがあります。
例えば,ベゴニア・センパフローレンスのタネは,10mlで18万粒もあり,非常に微細です。
こうしたタネは取り扱いが非常に面倒で,1粒ずつまくなどということはできません。
こうした小さなタネを粘土物質などでコーティングして大きくさせたものがペレット種子です。
コーティングすることによって直径1mmくらいになり,扱いやすくなっています。
タネまき直後は,粘土物質などを溶かすために,普通のタネの場合よりも多めに水を与えます。

 *発芽処理をするとよいタネ*
傷をつける: アサガオ,スイートピー,ヨルガオなど
水につける: アサガオ,スイートピー,ルピナスなど
流水につける:バーベナなど
綿毛をとる: センニチコウ,ローダンセ,ワタなど

*参考文献*
タネまきから楽しい一年草・二年草
タネまきから楽しい一年草・二年草
NHK出版

種まきの知恵3 用土

タネをまく用土は,病気の心配のない新しい用土であると同時に,発芽に必要な水分と酸素を供給できる用土でなければなりません。
つまり,清潔で保水性と通気性を兼ね備えた用土であり,一般に小粒赤玉土,バーミキュライト,ピートモスなどを使います。

用土の例
 ◎赤玉土小粒の単用
 ◎赤玉土小粒とバーミキュライトの等量配合
 ◎ピートモスとバーミキュライトの等量配合
 ◎市販されている培養土

*参考文献*
タネまきから楽しい一年草・二年草
タネまきから楽しい一年草・二年草
NHK出版

種まきの知恵2 市販の種

◇F₁品種
市販されているタネにはF₁,または一代交配種と表示されているものがあります。
F₁とは,一種の雑種で,雑種化することによって作られた品種は,生育が早くなる,病気などの被害に強くなる,生育のそろいがよくなるなどのすぐれた性質を示すことがあります。
これを雑種強勢といいます。
F₁品種の株からタネをとってまいても,親と同じものができるとは限りません。
F₁品種を育てるには毎年タネを購入しなくてはなりません。

◇倍数体品種
プリムラ・マラコイデスなど大きな花を咲かせる園芸品種のなかには染色体の数が2倍になっているもの(4倍体という)があります。
これらは,突然変異などによって染色体の数が倍加してしまった一種の奇形ですが,花が大きく豪華なので広く栽培されています。
染色体が普通のもの(2倍体)と4倍体は交配することができ,生まれたものを3倍体といいます。
3倍体は花が咲いても実を結びません。
例えば,ベゴニア・センパフローレンスの3倍体の園芸品種は,タネができず,いつまでも株が弱らず花を咲かせ続けることができます。


*参考文献*
タネまきから楽しい一年草・二年草
タネまきから楽しい一年草・二年草
NHK出版

種まきの知恵1 原産地

日本で栽培されている一・二年草は,世界中の植物をもとに導入されたものです。
園芸植物化されても,原産地の気候条件に適した生育条件で育てるのが上手に育てるコツです。
因みに「はなだより」で植物の解説文には極力原産地を載せるようにしています。
その理由はここにあります。

 世界の気候は七つの型に分けられます
地理で習った分布図を思い出してください。

◇地中海気候型
地中海沿岸
年間降水量は400〜800mmと比較的少量
夏の雨が少なく,冬は温暖
この地域に生育する一年草は,降水量が多くなる秋に発芽して,冬から春に生育し,多くは乾期がくる前に開花・結実
日本で育てる場合は,秋にタネをまき,冬は軽く霜よけをして春に開花
  キンギョソウ・キンセンカ・ストック・ヤグルマギクなど

◇大陸西岸気候型
ヨーロッパ大陸西岸の高緯度地方
年間降水量は500〜1000mmと比較的少なく,季節による差はあまりない
夏は20度,冬は4〜8度と温暖,内陸部はかなり低温の地域も
この地域の植物は夏に冷涼で乾燥した気候を好む
日本では秋にタネをまき,春に開花
  パンジー・ワスレナグサなど

◇大陸東岸気候型
この地域は日本も含まれる
夏と冬の温度差が大きく,冬は雨が少ないが夏は降水量が多く湿度が高い
この地域の植物は日本でも育てやすいものが多い
  アスター(エゾギク)など

◇熱帯高地気候型
熱帯・亜熱帯の高原地帯
気温は年間を通じて15〜20度ぐらいで温度の差は小さいが昼と夜の温度差は大きい
年間を通じて降水量が多いところと,乾季が存在するところがある
夏は冷涼で冬は温暖,日本の気候とは異なる
この地域の植物を栽培するには,夏は半日陰で涼しくさせ,冬は軽く保温する
  ナスタチューム・プリムラ類など

◇熱帯気候型
赤道周辺の熱帯地域
年間を通じて気温が高く,降水量も多く,熱帯雨林を形成する
しかし赤道から離れた南北10〜20度ぐらいの地域では乾季と雨季が存在し,森林や草原を形成する
この地域の植物は寒さに弱いため,秋から春の低温期は室内で保温
  アサガオ・ケイトウ・コリウスなど

◇砂漠気候型
大陸の内部地域には,極端に乾燥した気候の砂漠が分布している
植物の生育には不適
乾燥に耐えられるように葉や茎が多肉化し水分を蓄えることができるようになった多肉植物やサボテン科植物が分布

◇高山気候型
高山の頂上近くや寒帯,亜寒帯は植物の生育には不適
高山植物などが生育


*参考文献*
タネまきから楽しい一年草・二年草
タネまきから楽しい一年草・二年草
NHK出版

サフランの効用

サフラン

11月9日に載せたサフランの使い方を教えていただきました。
花からはみ出すように伸びる3本のめしべを摘み取って乾燥させます。
そのめしべ2〜3本を水かお湯につけると黄色になるのでサフランライスやブイヤベースに利用します。
色素は水溶性なので,必ず水かお湯で溶かすようにします。
油では色素は出ません。
めしべに含まれている色素はクロチンといい,20万倍に薄めてもまだ黄色になるほど強いものです。
お酒を飲む前に摂取すると,記憶を無くさないそうです。
蛮紅華湯<さふらんとう>という漢方薬もあり,冷え性・どうき・息切れ・生理不順などに効きます。

サフランの花1つから3本のめしべが採れます。
もしお庭に咲いていましたら,是非利用してみてはいかがでしょうか。

コキア

コキア

秋を彩る赤い葉のコキアです。
葉だけでなく,枝までも赤くなるところがすごいです。
和名ホウキグサ,ホウキギ,ニワクサともいいます。
今年は台風のおかげで株がぐらぐらしてしまい,完全に赤くなる前に枯れはじめてしまいました。
mamaさんの真っ赤なコキアをご覧ください。
夏は爽やかな緑色で目を惹きます。
こちらは夏の状態です。
おまけが写っているのがご愛嬌です。

コキア

名前の如く枯れた枝で箒にすることができます。
小さい果実を乾燥させて保存し,食用にしたものを「とんぶり」といいます。
食べるときは茹でてかき混ぜて籾を外して水気をきり,和え物などにします。
粒々の食感がキャビアに似ているところから,「畑のキャビア」と呼ばれています。
コキアとはドイツの植物学者「コッホ」にちなんでいるそうです。
ムダ知識ですが最近活躍している歌手の「コキア」さんは本名の「あきこ」を並べ替えて命名したとのことです。

コキア
↑2001年に撮影したもの

コキア
Bassia scoparia f. trichophylla
(旧名 Kochia scoparia
ホウキグサ,ホウキギ,ニワクサ
アカザ科
中国・ユーラシア原産
春まき一年草

移植を嫌うので直まきにする
日なたと水はけのよい用土を好む

ムクゲとフヨウ

miruhanaさん(浜名湖花博の写真が満載のHPです)にフヨウの仲間の写真でムクゲかフヨウかと尋ねられました。
花のアップの写真を見る限りでは,よく似ていてどちらかに断定することはできません。
素人の発見ですが,ムクゲとフヨウの見わけ方は葉にあると思います。

左:ムクゲ,右:フヨウ

写真の左側がムクゲ,右がフヨウです。
一見して違いがわかると思います。
大きさ,色合い,これは両方とも我が家にあるものからちぎって持ってきましたが,他所で見るものも同じような葉をしています。
あくまでも素人の意見で資料に頼ったものではありませんが,これで判断できるのではないかと思っています。
もしお悩みの方がおられましたら,参考にしてみてください。

ミミカキグサ

ウトリクラリア(Utricularia)はタヌキモ属の総称をいいます。
その中のミミカキグサは葉の形が耳掻きの形をしているところから名前が来ています。
湿地帯に自生し,日本に自生している種類もあります。

アミメミミカキグサの根

根に袋状の捕虫袋を持っているところで食虫植物の仲間とされています。
花はどれも小さく,繊細な印象を受けます。

アミメミミカキグサ
アミメミミカキグサ
Utricularia reticulata
ウトリクラリア・レチクラタ

ウサギゴケ
ウサギゴケ
Utricularia sandersoni
ウトリクラリア・サンダソニイ

ディコトマミミカキグサ
ディコトマミミカキグサ
Utricularia dichotoma
ウトリクラリア・ディコトマ

イチョウバミミカキグサ
イチョウバミミカキグサ
Utricularia livida
ウトリクラリア・リビダ

ミズゴケに植え付け,腰水栽培が望ましい
日当たりのよい場所に置く
肥料は特に与えない
冬期は無加温の日当たりのよい室内で管理する
園芸店では用土に植えつけられているものが多いが,過去の経験からミズゴケに植え替え,腰水栽培(受け皿のようなものに水を張り,その中に鉢を入れ,常に湿った状態にする)のほうがよい

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