モミジガサ

モミジガサ
紅葉笠(モミジガサ)
Parasenecio delphiniifolius
キク科
多年草

葉がモミジに似ているモミジガサの花はあまり目立ちません。
外側に舌状花と思われる細長い花弁があり,その内側にしべが見えます。

フジバカマ
藤袴(フジバカマ)
Eupatorium japonicum
キク科 フジバカマ属
多年草

野生の花は絶滅危惧種になっているフジバカマも細長いしべがある,こちらもあまり目立たない花です。

オトコエシ
男郎花(オトコエシ)
Patrinia villosa
オミナエシ科
多年草

花が集まって咲き,草丈などはフジバカマに似ているオトコエシ。
花のつくりはかなり違います。
科が違うとはこういうことなのでしょう。

(国立科学博物館附属自然教育園にて 2011.9.16)
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ヌスビトハギ

ヌスビトハギ

ヌスビトハギ
盗人萩(ヌスビトハギ)
Desmodium podocarpum subsp. oxyphyllum
マメ科 ヌスビトハギ属
多年草

自然教育園で一番咲き誇っていたのはヌスビトハギです。
小さい花で遠巻きに眺めると花が一面に咲いていてとても素敵です。
花が終わるとユニークなさやができてひっつき虫のタネになります。

カリガネソウ

カリガネソウ
雁金草(カリガネソウ)
Caryopteris divaricata
クマツヅラ科

綺麗な青い花のカリガネソウです。
くるんと曲がったしべがユニークで,雁が飛んでいる姿をイメージしていると言われるとそのように見えるような気がします。

(国立科学博物館附属自然教育園にて 2011.9.16)
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ヒガンバナ
彼岸花(ヒガンバナ)
Lycoris radiana
マンジュシャゲ(曼珠沙華)
カミソリバナ
シビトバナ
トウロウバナ
捨子花
天蓋花
スパイダーリリー
ヒガンバナ科 リコリス属
耐寒性球根

まもなくお彼岸,この時期にぴったりの花といえばヒガンバナでしょう。
ちょうど見頃に咲いていました。

シュウブンソウ

シュウブンソウ
秋分草(ソュウブンソウ)
Rhynchospermum verticillatum
キク科
多年草

秋分(彼岸の中日)頃に咲くことから名前がついたシュウブンソウです。
目立たない花ですが,よく見ると小さい花がまとまって咲くキク科の特徴が出ています。

マゴジャクシ
マゴジャクシ
Ganoderma neojaponicum
マンネンタケ科 マンネンタケ属

大きく立派なキノコはマゴジャクシといい,零芝(レイシ)と呼ばれる万年茸の仲間です。
マツの切り株からひょろりと生えています。

(国立科学博物館附属自然教育園にて 2011.9.16)
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ナンバンギセル

ナンバンギセル
南蛮煙管(ナンバンギセル)
Aeginetia indica
ハマウツボ科
一年草

そろそろナンバンギセルの花の季節だと久しぶりに自然教育園に出かけてきました。
ナンバンギセルはちょうど見頃でしょうか,終わった花もあればこれから咲く花もあり,花がぎっしりと並んでいました。

トラノオスズカケ

トラノオスズカケ
虎の尾鈴掛(トラノオスズカケ)
Veronicastrum axillare
ゴマノハグサ科
多年草 

この時期の自然教育園といえばこの花,トラノオスズカケです。
絶滅危惧種に指定されていますが,ここでは元気に茂っていて絶滅の心配はなさそうです。
江戸時代に平賀源内がここに持ち込んだとも考えられているそうです。

フシグロセンノウ

フシグロセンノウ(節黒仙翁)
Lychnis miqueliana
ナデシコ科
多年草

何かと話題になっているナデシコの仲間のフシグロセンノウです。
綺麗なオレンジ色の大きな花はナデシコの印象から少々外れますが,萼の形や茎の節の付き方はナデシコそのものです。
節が黒いところから名前がついたそうですが黒い節がわかるでしょうか。

(国立科学博物館附属自然教育園にて 2011.9.16)
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ツルニガクサ

ツルニガクサ
蔓苦草(ツルニガクサ)
Teucrium viscidum var. miquelianum
シソ科
多年草

シソ科の可愛らしい花が咲くツルニガクサです。
地下茎でよくふえるそうで旺盛に咲き誇っていました。

シロネ

シロネ
白根(シロネ)
Lycopus lucidus
シソ科
多年草

白い小さな花が葉の周りにぐるりとつくシロネです。
名前の由来は漢字の通り地下茎が白いからだそうです。

ヤブミョウガ

ヤブミョウガ
藪茗荷(ヤブミョウガ)
Pollia japonica
ツユクサ科
多年草

ミョウガに似て藪に生えることから名前がついたヤブミョウガです。
本来のミョウガとは科が違います。
これから黒い果実をつけます。

(国立科学博物館附属自然教育園にて 2011.7.22)
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キキョウ
桔梗(キキョウ)
Platycodon gradiflorus
キキョウ科
バルーンフラワー
日本・中国・朝鮮半島原産
耐寒性宿根草

秋の七草の一つであるキキョウは今が盛りと咲いています。
青い花はよく目立ちます。

ハグロソウ

ハグロソウ
葉黒草(ハグロソウ)
Dicliptera japonica
キツネノマゴ科
多年草

葉の色が暗緑色ということから名前がついたハグロソウです。
上の花弁がくるりとカールしていて可愛らしいです。

ミズタマソウ

ミズタマソウ
水玉草(ミズタマソウ)
Circaea mollis
アカバナ科
多年草

花後の果実が丸くなって水玉のように見えることから名前がついたミズタマソウです。
とても小さな花で,花の後ろにはすでに果実ができています。

ヤブマオ

ヤブマオ
藪苧麻(ヤブマオ)
Boehmeria japonica var. longispica
イラクサ科
多年草

長い穂に小さい花がつくヤブマオです。
花が終わるともこもこしたタネがつきます。

(国立科学博物館附属自然教育園にて 2011.7.22)
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マンリョウ

マンリョウ
万両(マンリョウ)
Ardisia crenata
ヤブコウジ科 ヤブコウジ属
常緑低木

冬に赤い実をつけるマンリョウの花が咲いていました。
普段は実がついた時ばかり目がいきますが,花があっての果実ですからこの花が咲かないことには始まりません。
この様子では冬にはまたたくさんの赤い実が見られそうです。

ヨウシュヤマゴボウ

ヨウシュヤマゴボウ
洋種山牛蒡(ヨウシュヤマゴボウ)
Plytolacca americana
アメリカヤマゴボウ
ヤマゴボウ科
北アメリカ原産の帰化植物
多年草

ブドウに似た果実をつけるヨウシュヤマゴボウも房状の白い花を咲かせていました。
早いものはすでに果実ができています。
果実はブドウのようで食べてみたくなりますが,毒があるそうです。

ヤマアジサイ

ヤマアジサイ
山紫陽花(ヤマアジサイ)
Hydrangea serrata
サワアジサイ
ユキノシタ科 アジサイ属
落葉低木

花が終わったヤマアジサイは花がそのまま残ってドライフラワーのようになっていました。
花弁のような蕚がすべて内側を向いているのが面白いです。

(国立科学博物館附属自然教育園にて 2011.7.22)
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イヌヌマトラノオ
犬沼虎尾(イヌヌマトラノオ)
Lysimachia pilophora
サクラソウ科
多年草

水辺に咲く花が続きます。
イヌヌマトラノオは白い小さな花が集まって咲く房状の花です。

ミソハギ

ミソハギ
禊萩(ミソハギ)
Lythrum anceps Makino
ミソハギ科
多年草

赤紫のミソハギはお盆の頃に咲き,仏前に供えられることがあるので盆花(ボンバナ)とも呼ばれます。

タカトウダイ
高燈台(タカトウダイ)
Euphorbia pekinensis
トウダイグサ科
多年草

背の高いトウダイグサということでタカトウダイです。
燈台とは苞葉を油の受け皿に,雄花を灯火に例えています。

(国立科学博物館附属自然教育園にて 2011.7.22)
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アサザ
阿佐佐(アサザ)
Nymphoides peltata
花蓴菜(ハナジュンサイ)
ミツガシワ科
多年草

水辺に咲く花を集めました。
アサザは水中で咲いています。
2輪並んで咲いて嬉しそうです。

ヒメガマ
姫蒲(ヒメガマ)
Typha angustata
ガマ科
多年草

ヒメガマの花はフランクフルトのような果実ができつつありました。
奥の細長く細かいものがついているのが花です。
花をメインに撮ればよかったのについ果実の方ばかりに目が行ってしまいました。
これから冬に向けてフランクフルトが太くなり,最後にふわふわのタネになります。

ハンゲショウ
半夏生・半化粧(ハンゲショウ)
Saururus chinensis
片白草(カタシログサ)
ドクダミ科 ハンゲショウ属
多年草

自然教育園にはハンゲショウがたくさん生えているので白くお化粧しているところが見たいと思いながら,タイミングが合わずにいました。
ようやく見たハンゲショウは花が終わりに近づいて白い部分が緑に戻っていくところでした。
もっと早くに行けばよかったです。

(国立科学博物館附属自然教育園にて 2011.7.22)
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ノカンゾウ
野萓草(ノカンゾウ)
Hemerocallis fulva var. disticha
ベニカンゾウ
ユリ科 ワスレグサ(ヘメロカリス)属
耐寒性多年草

ノカンゾウとヤブカンゾウが咲いていました。
すでに盛りは終わっていて残り花という感じでしたが,夏が似合う燃えるようなオレンジ色の花は健在です。

ヤブカンゾウ
薮萓草(ヤブカンゾウ)
Hemerocallis fulva var. kwanso
ワスレグサ
ヘメロカリス
ユリ科 ワスレグサ(ヘメロカリス)属
耐寒性多年草

一重の花がノカンゾウで,八重の花がヤブカンゾウです。
どちらも違って素敵です。

オオバギボウシ
大葉擬宝珠(オオバギボウシ)
Hosta montana
Hosta sieboldiana

ユリ科 ギボウシ属
耐寒性多年草

大きな葉のギボウシ,オオバギボウシも終わりに近づいていました。
草丈が高く,見栄えのする花です。

(国立科学博物館附属自然教育園にて 2011.7.22)
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